いけにえと雪のセツナ
とりもどそう、僕たちのRPGというキャッチにつられてまんまと購入しました。笑
正直に言うと、1990年代はRPGができるような歳でも環境でもなかったので、本当の意味での「懐かしい」はたぶん味わえていないと思うけど、表情や声がなくたって自分で補完して感情移入もできるし、シンプルかつ骨のある戦闘は単純だからこそ面白いというところも理解でき、「懐かしい」感じは体験できたと思ってます!
以下、箇条書き感想など。
・何より音楽・世界観・雪⇛美しく切なくてよかった。隅々までイメージに統一感があって、丁寧に作られていることがよく分かった。
・キャラクター、久々に声もなく、表情差分のないゲームだったけど、個性や感情が台詞回しや行動で補完でき、わかりやすくてよかった。
・中盤まではレベル上げが大変だと思ったら、終盤でチートレベル上げスポットがあってバランスが難しかった。笑
・ストーリーは最後は助かる、と思わせての展開が辛い。ところどころキャラクターのセリフが響くものが多くて泣きそうになっていたし、実際ラスト泣いたw
・クリア後の世界が盛りだくさん!制作陣のコメントが聞ける村があって、遊び心あるなーと思ったし、こういうところが昔のRPGっぽいのかも!と思った。
短いながらもノスタルジックで、綺麗にまとまった作品でした。
何度も言うけど、イメージが一貫していて、絵の淡いデザインや雪を降らせることでの優しく繊細なイメージ、最後の選択など、主題がまとまっていて良い作品だと感じました。ごちゃついていなくて、芸術性を感じます。
やりこみ要素もあるんだろうけど、ラストが悲しくて、さ~てクリア後!とはならず、いったんコントローラーを置いてしまったよ・・・w
スイッチ版では無料DLコンテンツもあるようだし、ちょくちょく更新しつつプレイヤーが増えるといいなと思いました!