VA-11 Hall-A(2)(終)
クリアしましたー!(2周目も)
ちまちま書いていこうかなーと思ったのですが、なんだか一気にプレイしてしまいまして、2周目まで終わってしまいました笑
サイバーパンクな世界観と、そこで生きる人々の群像劇でした。
独特の世界観でなかなかパンチの有るストーリーで、面白かったです!
以下、箇条書きで良かった点など書いていきます。
- 何でもあり?な世界観
- 登場人物全員に秘密がある
- 主人公の過去
- カクテル調合
1.何でもあり?な世界観
近未来を舞台にした内容ということで、アンドロイド、脳みそ、耳(ようなもの)が生えた人種、LGBTが当たり前、犯罪の横行という世界観の中、バーに来る一風変わった人々の話を聞いていくというストーリー。
世界観については、オープニング以外は言及されておらず、あとはお客さんとスマホのネット掲示板などで知っていくことになります。
性格や人種の違う人々との出会いを楽しむゲームでした。
2.登場人物全員に秘密がある
主人公も含め、全員に秘密があり、一見ただ話すだけではその人のことは把握できません。掲示板や実際に起こる事件の情報、他の人物との会話でだんだんわかってくるというのが面白かったです。直接告白してくれる人もいるけど、全貌を知るには色んな人やツールでの情報収集が必要です。(そんなに大変ではないけど笑)
背景を知ると、その人の性格や行動の意味がわかってくるので、特に2周めが面白いと思います!
3.主人公の過去
主人公にも過去があり、お客の一人である親友アルマによって主人公が過去を話すことになります。
このゲーム、プレイヤーの意思を主人公に反映させることはできません。(選択肢がない)主人公のキャラがしっかりあるため、私個人としては、一人のキャラクターとしてみることができました。
過去にまつわるイベントが起きたときに、主人公がとても不機嫌になるのですが、そのへんがとても人間らしくてかわいかったです。
そして周りから信頼されているところも垣間見えて、最後は多分ハッピーエンドだったと思います。本当によかったなー。
ちなみに店長にちょっと惹かれているみたいなんで、店長の趣向はともかく、うまく行ってくれればいいなと勝手に思っています。笑
4.カクテル調合
このゲームの中でこれが一番面白かった!笑
ストーリーもかっこいいんですが、お客のオーダーにいかに応えるか、というのがゲーム性?があってよかったです。というか、選択肢がないのでカクテルで客に答えることで物語を変化させていくしかないので、ここがプレイヤーの見せ所かなと。笑
全部オリジナルのカクテルで、配合するものもオリジナル。アルコールを入れる入れないの選択もできたりと相手を考えて作れるのが面白い。
また、隠しレシピが存在し、それを作ると隠しキャラが登場したりと、カクテルこそバーテンの腕の見せ所でした。(当たり前)
独特といえば独特のゲームですが、ノベルゲームが苦手な私でも楽しくプレイができました^^下ネタがあるので苦手な人は注意ですが。笑
ストーリーはすべてコンプしたので、トロコンを目指そうと思ったのですが、どうしてもRoomのシューティングゲームがむずくてお蔵入りです笑
なにかタイミングがあったら頑張ろっかな〜(やらないフラグ)
一回の選択が・行動が・発言が回りに回って運命を変えることがある、そんなことをなんとなく考えさせられたゲームでした。
「一日を変え、一生を変えるカクテルを!」