七ツ風の島物語
今プレイしているゲームは「ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス」(3DS)なんですが、ちょっと今日は別件で胸がいっぱいなのでプレイできませんでした…
ので、好きなゲームについてちょこっとお話します。
七ツ風の島物語(SS)というゲームです。
(公式サイト https://www.jp.square-enix.com/game/detail/nanatukaze/)
少し調べると1997年に発売ということで、なんと20年以上前…!
実はこのゲーム、多分私がプレイヤーとして初めて触ったゲームなんです。
それ以前、兄のゲームを見ていることはあったのですが、自分でゲームをすることはなく、兄が遊ばなくなったSSで、可愛いソフトをチョイスして始めました。
話は、竜人のガープが島に起こる不思議なできごとを、仲間と一緒に解決していくアドベンチャー。章立てになっており、章が終わると、その章のプレイによって物語がつづられるというものです。
かなり思い出補正があるので、評価高めなところもありますが、魅力は以下の通り。
◯キャラクター
雨宮慶太さんという方がキャラクター原案をされています。ただ可愛い、かっこいい、ではなくとても個性的なデザインだと感銘を受けたのを覚えています。
物語内でキャラクターは言葉を話しません。(どう森や大神的な感じで、SEで喋って、言っていることを文字で解説するスタイル)それぞれの趣味や特技を活かしながら島で生活をしています。ちなみに私の推しはスイム()。
ただ可愛いだけではなく、とても怖いキャラクターも存在します。(どう怖いかはプレイしてみてのお楽しみで)
ガープが使う道具のデザインも本当に素敵で(レトロな機械みたいな)攻略本を見ているだけで幸せな気持ちになります。
◯物語
主人公の竜人ガープは生まれ変わりを果たしたばかり。前世の記憶は断片的にあるだけです。島の問題を解決していくうちに、自分の前世に関する情報も出てきて、だんだん謎が解けていき最後は・・・といった感じです。
謎を解くにあたって必要なのが「風」。風を使い分けることで普段見えないものが見えたり、進めない道が進めるようになったりします。
住民のちょっと可愛いお願いから、割と重めの問題まで、島にあるものを考えながら謎を解いていくストーリーです。
ストーリーは言葉によって住民の心情などがすべて語られることはありません。あとはプレイヤーの補完で、という完全正解がないところがまた魅力です。
◯サウンド
行動中のBGMはありません。ただ木々の擦れる音や虫の鳴き声、島の音のみでゲームが進行します。多分あの音楽がないところが、このゲームの独特な雰囲気をより高めているんだなーと思います。島の仲間たちの無表情なところも相まって、キャラの感情や行動の善し悪しをどう捉えてもいいという、プレイヤーに判断を任せるような。
もちろんオープニングのメロディはこのゲームをとてもよく表していて、そっちのサウンドも最高です。
とまあ、物語やデザイン性は本当に素晴らしいと思っているものの、ゲーム性に関しては(当時のわたしは気にしてなかったのですが)あまり良くないかのしれません。
移動がね・・・主人公は腹の出ている2足歩行で、とても遅い。一応走れるのですが、走ると後ろからついてくる友だちが遅れて迷子になってしまうんです。何気に島の端から端まで広いし、今のゲーム慣れしてしまった自分は多分耐えられないかも。笑
でも本当にこの雰囲気の良さをもっと知ってもらいたい・・・めっちゃ癒やされるし、でも癒やされるだけではなく、怖さもあり、感動もする・・・大げさな効果や演出がなくてもですよ。。それがすごいと思うんだ。
なのでぜひリメイクを・・・・(←結局これが言いたい)
もうツイッターの名前にするくらい希望しております。会社も合併したりいろんな権利問題もあるかとは思いますが、、何卒、、何卒、、、
(スマホに移植してくれてもいいのよ。)
ちょっとだけ忍耐に自信のあるゲーマー様、未プレイでしたらぜひ!
最後は絶対に感動することをお約束いたします^^